研修医の現場Doctor-in-training

指導医・研修医からのメッセージ

内科医・プログラム責任者 三宅 知里

宮崎生協病院は2006年から初期研修を開始しました。
問題解決型の診療スタイルを身につけるために初期研修の間は全身問診と全身診察を徹底的に行います。毎日の全身診察を追及することで正常所見と異常所見の見極めが自信を持ってできるようになります。
症候から鑑別を挙げ診断に迫る研修を追及します。病棟医療で必要な基本的な手技を身につけることを目標とします。
個々人の研修の進捗状況に合わせて研修が進められるように毎月研修医と指導医・看護師長・研修担当事務で研修の到達度を評価します。
アットホームな医療環境と職員全体で研修をささえます。



山下 さくら(宮崎大学20年卒)

宮崎生協病院の研修は「数をこなして習得する」というタイプの研修ではありません。
①何より患者さんとじっくり向き合いながら治療計画の作成に研修医が主体的に取り組むこと出来ます。
②女性の医師も多く生理休暇など女性医師が働きやすい環境があります。
③ただ指導医に言われるがままに診療に当たるのではなく、自分で考え噛み砕きながら研修することができます。
④指導意欲だけでなく研修医と共に学ぶ姿勢の指導医が多い。
⑤ジェネラリストを目指す人向け。
⑥プライマリケアから専門診療まで幅広い研修ができます。
⑦全ての医師に気軽にコンサルトできます。